行ってみたら素晴らしかった東寺(そうだ京都へ…2017春)
仕事を休ませてもらった京都旅行3日目。
大学へ行くという息子と別れて下宿を出発。乗り慣れてきた地下鉄で京都駅へ向かう。
ここでコインロッカーに荷物を放り込んで身軽になり、駅から20分ほどの所にある東寺へ移動。
実は3日目は天気予報で朝から雨が降る見込みだったために、「駅か四条辺りで買い物して早めに帰るか」と思っていたが、意外に天気が良かったので、最初に考えたとおりのコースを回ることにした。
東寺も桜の名所らしいが、満開を過ぎて散りかけていた。それでも晴天なら五重の塔と桜がきれいに撮れたのに。
ちなみに、今回の京都旅行で見た桜は、満開を過ぎている木もあり「先週の土日の方がきれいだったかも」と思わせるが、あの時期は土日とも雨が降っていたので、土日に限れば桜を撮るのにはこの週末がベストである。(と思い込むことにしよう)
桜はそこそこだが、素晴らしかったのがお堂の中の仏像で、金箔で飾られた薬師如来像や曼荼羅を立体化した21体の仏像は神秘的で迫力があって今回の旅行で一番印象に残る展示物だった。(写真撮影は禁止)
その後、近くの梅小路公園内にある「京都鉄道博物館」へ行く。
男の子と「鉄ちゃん」が喜びそうな施設だが、好きな500系新幹線の実物や、鉄道模型の巨大ジオラマがあり、それなりに楽しめた。
ここでかなり疲れてきたが、「最後の観光だから」と頑張って歩いて「京都水族館」へ。
実は私は、観光に行った場所に水族館があればできるだけ入るようにしている。
京都府内で捕獲された「オオサンショウウオ」の展示から始まり、内陸部にある京都(日本海にも面しているが)とは思えない充実した展示だった。イルカショーもMCの飼育係の人が頑張っていて面白かった。
その後、また1km歩いて京都駅へ移動。ポツポツと雨が降り出したが、小降りの間に屋根のある場所まで歩けた。
京都駅は今日も様々な人種の観光客で混み合っており、予約していた往復切符で座席指定をするためだけに「みどりの窓口」に30分並んだが、何とか連絡がいい新幹線に乗れ、夕方には松山に着くことができた。
「春の京都のきれいな風景を写真に撮る」って目的はそれなりに達成できた今回の旅行。これをエネルギーにして、日々の生活を乗り切っていこう。
そして、資金と有給休暇(と息子の許し)が得られれば、秋の紅葉シーズンにも来てやろうともくろんでいるが、さてどうなることか…