クリスマスイブの夜にカメラを抱えて独りでライトアップイベントを撮りに行った結果
松山市では毎年12月に市が主催するライトアップイベントをやっていて、今年は松山城二之丸史跡庭園で開かれていると聞き、写真を撮りにα7IIに24-70mm F2.8を付けた重装備(私的には)を持って行く。
このイベントは、以前は松山市駅近くの花園町でやっていて、3年ほど前にも行った事がある。
その時はクリスマスイブではなかったが、写真を撮っている1時間弱の間に4組のカップルから「(このスマホで)写真撮って下さい」と頼まれた。
でかいカメラを抱えて歩いていたから、写真撮るのが頼みやすかったんだろう。
それなりにアングルを工夫してイルミネーションとカップルのどちらもきれいに写るように工夫したら大変喜んでもらえたからいいんだが、何となく気まずさを覚えた記憶がある。
そんなライトアップイベント、しかも今回はクリスマスイブって事で、前以上にカメラマンを頼まれることを覚悟して望んだ結果…
まずは、市内電車の県庁前で降りて数百メートル歩き、松山城の二の丸があった場所に庭園や池を配置した公園である「松山城二之丸史跡庭園」に向かう。
なぜだか良くわからないが、ここは「恋人たちの聖地」と呼ばれているらしい。(と言うか、地元の自治体が呼ばせているらしい)
園内には、通路の案内代わりのLEDのラインに従って、いろいろな形のイルミネーションが配置されていた。
以前に花園町にやっていたのより、イルミネーションの数も増えているし、単なる置物だけじゃなくて椅子の形になっていたり、かなりバージョンアップしている印象だった。
お客は、数メートルおきに歩いているぐらいの混み具合だったが、カップルだけでもなくて、3割がファミリー層で1割が私みたいな独り客で、一眼レフに三脚を据えてしっかり撮っている人もいて、私だけが悪目立ちしていたわけでもない。(と思う)
それで、「写真撮って下さい」と頼まれた回数は、なんと0回。
そういう写真を撮りたいカップルは、手を伸ばしてインカメラで撮るか自撮り棒を使って撮っていた。
なるほど…、自撮り棒なんて前の時にはまだ普及していなかったが、「今のツーショットはこれ!」なんだ。自分では撮らないから忘れていた。