スタバがない八幡浜市にあるTSUTAYAに「ブックカフェ」ができた
私が働いている八幡浜市は、愛媛県の南部にある。
漁業と高級ミカンの産地として知られる歴史ある街であるが、高齢化と人口減少が進んでいる。
もともと四国の愛媛県自体が田舎だが、県庁所在地のある松山市は人口も50万人でいろいろと揃っている中型都市だが、八幡浜市は人口も4万人弱で、大学もないために若年層の人口も少なく、商店街はシャッター通りであり、街全体に活気がない。
私は、先祖代々の菩提寺があり、小さい頃には実家に祖母が居て夏休みになると1ヶ月程度過ごしていたので、それなりに愛着もあるのでもっと栄えて欲しいと思っているが、今後活気が戻る事は難しいと思う。
そんな街だが、明屋書店もスーパーフジもあり、一通りの物は揃っている。(映画館とスタバはない)
私はAmazonでも買い物するがリアルな書店が大好きで、可能なら毎日でも通いたいぐらいである。
ただ、残念ながら八幡浜にある唯一の大型書店である明屋書店は「八幡浜駅→職場」の線とは反対方向にあり、距離もそれなりにあるので、なかなか寄ることができない。
通勤の途中のちょっと外れた場所にTSUTAYAはあるが、ここはレンタルビデオとレンタルコミックだけの店で、新品の書籍は置いていなかった。
そんなTSUTAYAが改装して「ブックカフェ併設」と看板が出ていたので、「やったー」と寄ってみた。
店内は撮影禁止だと思うので、外観の写真だけだが、実際の店内はかなり改装されていて、思った以上に本屋のスペースが広がっていた。
これなら、明屋書店といい勝負だと思う。
「カフェ」の部分は、店内にいくつかのソファと窓際のテーブルとイスがあり、ファミレスのドリンクバーに置いている飲み物の販売機が数台置いてあって、これにお金を入れて買うようになっていた。
正直、コンビニのイートインコーナー程度の施設だと思うが、カフェには違いないのかも。
前の記事で、この手の書店は「ネット通販に押されて苦しいリアル書店の打開策」と書いたが、ネットの動画配信サービスに押されているレンタルビデオ屋の打開策でもあるようだ。
ちなみに、「ブックカフェ」と言う形式に慣れていないのか、イスに座って本を読んでいる人は居なかった。
カフェとしては微妙ではあるが、書店としての品揃えが充実しているのはありがたいので、今後もちょくちょく寄ってみよう。
今どきWindows XPのパソコンを操作する仕事とは?
手伝っているソフトボールチーム主催でナイターの試合があるので手伝いに行く。
球場は高校野球や独立リーグの公式戦も行われる「マドンナ球場」。ここで、電光掲示板の操作を担当している。
何年か前に球場の方にやり方を教えてもらったが、2つの操作パネルとデスクトップのパソコンで電光掲示板の選手名や得点、ボール・ストライク・アウトのカウント表示を操作できる。
操作パネル自体は20個以上のボタンで操作するアナログで、パソコンの方には多分Visual Basicで作られた選手名を表示する専用ソフトが動いている。
このパソコンのOSと言うのが今どきWindows XPなんである。
確かにネットには繋がっていないパソコンなので、セキュリティ上の問題もないとの判断なのかもしれない。または、運営してる松山市の予算の問題なのか、はたまた専用ソフトの互換性の問題なのか…
もっとも古いと言っても専用ソフト自体は軽い物らしく、サクサク動いてくれて問題はない。かな漢字変換が古いMS-IMEなので、名前の変換に苦労する時もあルので、せめてATOKでも入っていれば助かるんだが…
試合の方も順調に進み、9時前には終了。疲れたが、ナイターと電光掲示板と場内アナウンスの本格的な試合ができ、参加者に喜んでもらえたみたいで良かった。
伊予鉄道の新型路面電車5000形に乗った
朝、出勤のために近くの駅まで路面電車に乗りに行くと、見覚えのない形の電車だった。
前に、新聞の記事で導入のニュースを見た新型のLRT車両(次世代型路面電車)の5000形が、昨日から運行を始めているらしい。
これまでも低床型の路面電車2100形はあったが、室内の幅が狭くて利用者が多い時には立つ場所がない状態の時もあった。低床型は車イスの
方や足腰の悪い人でも乗り降りがしやすいが、元々伊予鉄道の駅はほとんどがバリアフリー化されていなくて、特にJR松山駅などはかなりの高さのある階段の乗り降りが必要だったりして、低床型の車両のデメリットばかり目立つ印象だった。
新型車両は幅も長さも拡大されていて、定員も従来型の47人から60人に増えている。
実際に社内のスペースは乗ってすぐにわかるくらいにゆったりしていた。
今のところ2両だけの導入らしいが、早くこの型の車両が増えればいいと思う。
スタバとTSUTAYAの併設店舗って、本当に書店側にメリットがあるんだろうか?
今日は自宅から近い松山の事務所で会議があり普段より早めに帰宅したので、夕食後にフジグラン重信にあるスターバックスに行った。
ここは、TSUTAYAの書店が併設されていて買う前の本を座って読むことができる。スタバのカウンター前以外に書店側の棚の間にもイスと机が置いていて、そこでも座って本を読むことができる。
この日も、スタバはもちろん、店舗側の机に座って本を読んだりノートを開いて宿題(?)をする人など、多数の人が利用していた。
この書店は、愛媛県にあるスタバの中では多分最大の売り場面積を持ち、本の陳列の仕方も平積みが多くて探しやすくて使い勝手のいい店である。
この手の新形態の書店というのは、Amazonなんかに押されて売り上げの減少している書店の実店舗の打開策として各地にできているようだ。
書店の生き残りをかけた取り組みなんだと思うが、個人的にはこのタイプの書店で本を買うのは抵抗がある。
普通の書店でも立ち読みされることが多い雑誌ならともかく、単行本や文庫本まで(マンガの単行本はビニールがかかっている)座ってじっくり読める店だと、買った本が誰かにじっくり読まれていた可能性も高いわけで、なんか古本みたいなものを新品の値段で買っているような気がする。
松山のジュンク堂や明屋書店でも店内に数脚のイスを置いているが、このTSUTAYAほど快適な空間を提供するのは本屋にとって自分で自分の首を絞めることにならないのかと心配している。
そう感じながら繰り返しになるが品揃えはいいので、特にヨレていたり汚れていない限りは買うことも多い。ただ、座って本を読むことだけは自粛している。
ちなみに、スタバの期間限定メニューである「ほうじ茶フラペチーノ」は、甘いクリームと粉砕したほうじ茶の風味が不思議に調和していてなかなか美味しかった。
新しいポイントプログラムも始まったそうだし、最近、ポメラでブログの原稿を書く環境がようやく整ったので、これまでよりも頻繁にスタバ通いをすることになりそうだ。
「NICOMARU CAFE」でパンケーキ。道後温泉周辺で写真撮影
昨日の夜は台風18号の影響で強い雨が降っていたが、午後10時頃には雨も上がり朝起きたらほぼ晴れていた。まさに「台風一過」。
雨は上がったがグランドコンディション不良につき行くはずだったソフトボールの練習は中止。ぽっかり空いた1日を有効に使おうと、写真とブログのネタを求めて外出した。
とりあえず松山市北部の「NIKOMARU CAFE」に行って昼食を取ることにする。
見た目がどう見ても飲食店ではなくて倉庫にしか見えない店だが、室内はちゃんとカフェになっていた。
コーヒーとパンケーキを食べた。
パンケーキがちょっと固かった。パスタの方が良かったかも。
その後、道後温泉周辺を歩き、α7IIと50mm F2.8のマクロレンズで写真を撮る。
この50mm F2.8は花や小物を撮るためのマクロレンズだが、標準レンズと呼ばれる人間の視野に近い画角のレンズとして普通のスナップ撮影にも使える。
全群繰り出しと言う方式でピントを合わすのでマクロ撮影の場合AFのスピードが遅く感じることもあるが、スナップ撮影ならそれほど問題にならない。
この領域のマクロレンズは60mmが多くて50mmは珍しい。最近のフルサイズ対応レンズの中では軽量コンパクトでだし、広角と望遠のちょうど中間の画角なのでかなり使っている。
研修終了!東京で舞台を観劇。突発事態を救ってくれたのは?
3日間の研修は何とか無事に終了。勉強になりました!(本当に)
台風が迫っているが、予定通り自腹で一泊延長して都内で遊ぶ予定を実行。
まずは、東京で定宿となっている秋葉原ワシントンホテルにチェックイン。今回は、秋葉原には用事がないが、駅から近いし慣れているからいつもここに泊まっている。
しばらく休んだあとに電車に乗って舞台「ワーニャ伯父さん」を観に行く。
順調に電車を乗り継いで麹町にある「国立劇場」に到着。受付でチケット渡したら、「お客様、この公演は『新』国立劇場で、ここじゃありません」と言われる。
確かにチケットには、しっかりと「新」国立劇場小劇場と書かれている。田舎者なので、国立劇場に「新」があるとは全然知りませんでした!
受付の方も親切に「新」の方への移動方法を教えてくれたので、前の道路に出てタクシーを拾う。東京での移動は地下鉄とモノレールばかりでタクシーに乗るのは初めてかも。
運転手さんはかなり高齢(70歳代?)だったが、事情を話すと、「できるだけ渋滞を避けて向かいますね」と言ってくれ、裏道と思い切りのいい運転で思ったよりも早く初台にある「新国立劇場」に到着した。
標準語の「どうぞ、楽しんでらして下さい」の声に押し出されて、劇場に入る。
それでも開演時間は少し過ぎていたが、劇場のスタッフの方も慣れたもので、小さな懐中電灯を持って暗い中を席まで誘導してくれた。幸い通路側の席だったので、すんなりと座れた。
詳しい感想は別に書くが、黒木華の凜とした立ち姿が美しくて、幸せな時間を過ごせた。
秋葉原→渋谷→羽田。2回目の舞台観劇と台風で騒然とする羽田空港へ
「ワーニャ伯父さん」を観劇後、秋葉原ワシントンホテルに帰り、朝8時まで寝ていた。
ここ数年、JRでの通勤が続いていて朝5時30分に起きるのに加えて、土日もその時間になると「朝じゃないん?」「起きてゴハン食べさせて!」と起こしに来る次男(チワワのクロスケ)と同居しているために、この時間まで寝るのは非常に珍しい。やっぱり、昨日までの研修とその後の観劇(特に劇場を間違えていたところ)で疲れているのかも。
このホテルはチェックアウト12時とゆっくりしているので、店が開くまでは部屋でゆっくりして10時頃にチェックアウト。
秋葉原の駅周辺を少しぶらぶらした後、山手線で渋谷に移動。
今日観に行く舞台は「シアターコクーン」と言う劇場でやっていて、その最寄り駅が渋谷になっている。もちろん昨日の失敗があるので、間違っていないか10回は確認した。
早めの昼食を取った後、12時30分から2時間ほど満島ひかり主演の舞台「百鬼オペラ 羅生門」を観劇。
詳しくは別に書くが、昨日の「ワーニャ伯父さん」に続いて幸せな時間を過ごせた。
その後、山手線と東急を乗り継いで羽田空港へ移動。
少し早い時間だったが、日本列島に接近する台風18号の影響が心配で、ゆっくり観光する気分じゃなかった。
台風が接近するのは明日の朝以降のようだが、九州の空港では既に「台風により運休」とか「現地の天候を調査中」になっている。
運行状況の電光掲示板を真剣な表情で見ている人や窓口に問い合わせている人も居て、なんか騒然とした雰囲気だった。
その後、時間が経つに従って九州行きの欠航が増え、四国や中国地方でも「現地の天候により引き返す可能性」の表示が出て来たが、松山行だけは大丈夫なようだ。
もともと松山は南東にある石鎚山の影響もあるのか台風の被害が少ないと言われているが、豊後水道の対岸の宮崎や大分、松山より台風に遠いはずの福岡でも影響が出ているのに本当に大丈夫なのか心配しながら出発を待っていた。
結局、出発が10分遅れたものの松山便は無事に離陸し、1時間ちょっとの飛行の後、4日ぶりに松山に帰ってきた。
かくして、いろいろ盛りだくさんの「東京遠征」は無事に終了!